
6月20日、21日は、郡山で行なわれた東北矯正歯科学会に参加してまいりました。日本矯正歯科学会、日本臨床矯正歯科医会、など、色々な会がありますが、東北矯正歯科学会はその名のとおり、東北の学会ですので、手作りな感じや、お互いの情報をザックバランに交換できる場としてとても大切です。今回は奥羽大学の氷室教授が大会長となり、執り行われました。
通常、そういった会ですので1日目の終わりの懇親会は今まで必ず出席し、色々な方と情報交換をしてきました。しかし、今回はその前がとても忙しく、宿を取り忘れており、仙台から郡山までバスで日帰りする事となりました。今までに無い事でしたが、移動の最中に資料を読んだり、外の景色を眺めたり、寝たり、色々考えたり、とてもいい感じだという事がわかりました。写真は福島に入ってすぐの国見町あたりの景色です。このあたりは高台を高速が走り、眼下に平地を望むとても景色のいいところです。今にも雨が降りそうな天気の中で、雲が低く垂れ込め、幽玄な雰囲気をかもし出しています。

牛さんともすれ違い、すれ違いざま「パシャリ」と写真を撮ったら、カメラ目線をしてくれました。
学会は、1日目のシンポジウムが「機能の制御と認知」という題で行われ、乳児期から大人に至るまでの、口の中に限らず「機能の制御と認知」がどのように行われていくかのセッションでした。矯正歯科は、歯並び、咬み合せをなおすのは当然ですが、時期や期間、方法、そして最終的にあるべき結果というのは人により異なります。それらを個別に考える上で、個々に異なる「機能の制御と認知」を学ぶ事は有意義でした。
2日目の移動の途中に、ラジオでピーターパンの事を話していました。作者が亡くなってから100年がたったそうです。良く見るピーターパンの冒険の前に、もう1つ作品があるそうです。それはとても深い話のようで、乳幼児に対する死生観を考えさせられる内容のようです。1日目のシンポジウムで、直接は関係ないものの、乳児の話を聴き、そこで障害の有無を早期に見極められる可能性や、また、医学的に改善があっても、本人の精神的にはその改善が心の重荷になってしまった例などを聴いた後でしたので、とても興味を持ちました。あとで手に入れて読んでみたいと思います。
2日目も、とても興味深い話もたくさんあり、有意義に過ごす事が出来ました。この学会大会は9年に一度、東北各県と、東北にある大学歯学部(3大学)が持ち回りで担当しています。そのうち秋田県も担当する事となり、今回の大会での色々なアイディアや運営の仕方、心配りなどもとても勉強になりました。また、温かく、心地よい大会であったと思います。大会長はじめ、奥羽大学の方々、どうもありがとうございました。